大学ではラグビー漬けの日々を過ごしていましたね。勉強そっちのけでラグビーしかしていませんでした。大学の専攻は応用物理学で、衛星を宇宙ごみから守るためのバンパーに使えるような実験をやっていました。
卒業後は、航空自衛隊に入隊し、幹部自衛官として勤務していました。 社会の役に立てる、大変やりがいのある仕事でしたが、2年に1度の全国転勤があり、家庭と仕事の両立が難しいと感じたため、転職を決意しました。
建設業界を選んだ理由は2つあります。
一点目は、社会のインフラを作るという仕事が、自衛隊と同じく、社会の役に立てる仕事であると言う点です。
二点目は、 それまで培ってきたものが活かせると感じたからです。自衛隊では、幹部自衛官として、専門知識を基に、関係各所に調整を行い、部隊を運営するという仕事をしていました。施工管理でもその経験を活かすことができるのではないか、と思いました。
東海建設への入社を決めたポイントは、地元で転勤がない点と、現場見学で会った社員の方々が生き生きと働いている様子をみて決めました。
未経験からスタートした1年目は、河川の護岸工事や下水管の補強工事を担当しました。 先輩社員と同じ現場に入り、まずは工事全体の流れを学んでいきました。「現場で作業している人が技術を1番よくわかっている」 と思っていたので、協力会社の人にも積極的にコミュニケーションを取りました。
初めは技術的にわからないこともありましたが、まず聞くのではなく、自分である程度下調べをして、自分なりの仮説を持ってから聞くように心がけていた結果、 自分の知識がうまく定着していったように思います。 当初、工事現場にいる方は職人気質で聞きづらそうと言う漠然としたイメージを持っていたのですが、 話してみると、とても優しく、親身になって教えてくれる人ばかりだったことも、成長できた一因だと思います。
その結果、2年目には初めて現場代理人という役職で工事を担当させていただきました。多くの方々と相談しながら様々な計画を行い、工事が無事に完成したときの達成感は大きかったです。工事期間中、当時の自分にはわからないことが多々ありましたが、自分で調べてわかる範囲は勉強をして補いつつ、上司や別の現場にいる経験豊富な先輩社員にも助けていただき、無事に工事を完成させることができました。
東海建設は、 未経験であっても、段階を踏んで様々な経験を積ませてもらえるので、成長できる会社だと思いますね。 現場でのサポートはもちろん、1級土木施工管理技士を取るためのサポートもしてくれます。独学では難しい部分について 部長が講師となって月に1回の勉強会を開いてくれたり、資格を取得するための講習が受けられたり、受験費用を払ってもらえるなどの支援制度があります。
この会社は、現場で働く社員を信頼してくれていると感じますし、しっかりと仕事への対価も払ってもらえ、人間関係のストレスもなく のびのびと仕事に打ち込める環境が整っていると思います。